
寒暖計は朝9時から7度を表示、いてもたってもいられず森へと向かう。
今の時期、森の中は明るく、雪も適度に固まり歩きやすい。
スノーシューなんぞはいらない。(負け惜しみ…)
しばし鳥のさえずりとアカゲラのドラミングに耳を傾ける。
ときおり聞こえてくる樹上に残った雪から落ちる滴の音。
不思議な物を見つけた。
最初は何かわからなかったが、よく見てみると蝉の腹みたいだ。
産卵管が枝に突き刺さったままの形でぶら下がっている。
望み果たしての最後だったかのか、それとも…。
骨が露出して尚本能に従い上流を目指し次代に我を残そうとする鮭の如く、彼もまたそうしたのだろう。

もうひとつ 見つけた

クマゲラの痕跡。
ここまで食い散らかすやつはクマゲラ以外にいないと思う。

十年くらい前、この森の近くでクマゲラを見た。
あのときの驚きたるや・・・
しかしよく見かけるという富良野あたりでも個体数は減っていると言うし、あれ以来影も見たことがなかったので、この辺にはもう住んでいないと思っていたから、今回の発見は驚異だ。
※野鳥観察不得手なのでこれが本当にクマゲラかどうかは断言できませんが。






