
やっぱり春が好きだけど、秋もまたよろし。
吐く息そのまま凍てつかせる厳しさ。冬。
肌寒さ残る中にもやわらかな陽ざし、少しの緑に心躍る。春。
日盛り、流れ落ちる汗どうしようもなく、陽炎揺れる一本道。夏。
言い古されたことだけど、過ぎた夏の華やかさへ思いを馳せる哀愁か。
はたまたやってくる冬への落胆、あきらめか。
ちゅうぶらりんの変な心地よさ。

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白の世界を迎える前に、最後にきらめく色を目に焼き付けるひと時。
ぼんやり頬杖をついて、陽だまりで頭の中を空っぽにしてみる。
あ、そこのひながたやさん、肩でも叩きましょうか?
手加減しないけど…。
いつもすまないねぇ…
おまえには最後まで迷惑かけちまって。
母さんが生きてればなぁ・・・ っえっくしょ! こんちくしょーめっ!