ブラック・モーリーが子供を産み落とした。そう、まさしく産み落としたのである。
ブラック・モーリーは産卵するのではなく、産仔する。
つまり腹の中で子供が孵化した後、世に出るのである。これを卵胎生という。
なんて、偉そうに書いてますが、ブラック・モーリーという名さえ知らなかった(ただ黒いの白いのが綺麗だったから購入しただけ)ど素人がインターネットで調べました。
実家の水槽には、もう3年は生きているメダカ(ヒメダカ)と、同じ時期に買った小赤(金魚)、ヤマトヌマエビ、そしてホワイト・モーリーが同居している。
30センチ水槽では多少窮屈。なんせ小赤が6センチくらいに成長してしまったのでこいつが我が物顔で泳いでいる。
そんな中での出産。
最初、ホワイト・モーリーよりも腹が大きいので黒がメスでもうじき卵を産むと、楽しみにしていた。
するとある日、母が「なんかちっこいコッコがいるんだけど」と言う。
「そんなバカな。昨夜まで腹パンパンだったんだぞ?」
しかし、確かに黒くてオタマジャクシみたいのが一尾一生懸命泳いでいる。
(そこで調べてみたワケよ、種類と生態を)
これは一大事!とばかりに古参の小赤をバケツに移す。
あいつは何でも食べるからね。
ついでに水槽の水替え、底砂利の掃除をしようと思い水を流そうとしたら出てくる出てくる、その数、計6尾。
ひとつはその救出作業のときに傷つけてしまい、天寿を全うし、ひとつはうちに里子に出された。
ちっちゃいくせに親と同じ形して泳ぐ姿を見ていると、可愛くて、愛しくて、出来ることなら頬ずりしたいくらいだ。
口の中に入れても苦くない!
その姿を見るために、いつまでも照明をつけている。コケやら生えるからつけすぎはいけないと分かっているんだけど。
ところで。
オスだと思いこんでいたホワイト・モーリーもメスだった。
もうすぐ生まれそうな気配。
また子供が増える。
あぁ、養っていけるだろうか。





